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【広告手法】運用型広告はネット広告の中心的存在

運用型広告はネット広告の中心的存在

まだまだ伸び続けるネット広告市場。
電通から発表されたデータによると、以下の様に取引手法別の構成比が公開されています。

取引手法別構成比は、運用型広告(77.0%)、予約型広告(14.4%)、成果報酬型広告(8.6%)

これら取引手法をもう少し噛み砕いてみましょう。

  • 運用型広告
    • リスティング広告(検索連動型広告)、アドネットワーク広告(DSP)など。ユーザーが検索したりネットサーフィンしている情報に基づいて連動する広告が主。どんな行動をフックに広告を出すのか・どんなクリエイティブ露出するかを細かく設定できるほか、さながらオークション形式で広告の露出量や利用コストをコントロール出来る特徴を持つ点も伴って「運用型」と言われます。
  • 予約型広告
    • バナー広告やタイアップ広告など、もともと広告メディアが自身で「広告枠」を設けており、そこに一定期間の掲載を保証されることを対価に「予約」して出稿する広告取引。ネット広告もかつてはこの手法が主流だったが、テクノロジー(アドテクノロジー)の進化により上記運用型広告が主流となり、今や市場規模は下降する一方です。
  • 成果報酬型広告
    • いわゆるアフィリエイト広告と言われる取引手法。商品購入、会員登録、口座開設など、サイト上の何らかの成果が確認できて初めて対価が支払われます。広告主視点ではリスクを最小限に抑えた手法と言え、市場は小さいながら堅調に成長している市場です。

運用型広告の面白さ

私も運用型広告のコンサルタント経験があります。
今でも思う面白さは、 自らの裁量で広告の戦略・戦術を決定でき、かつ成果がリアルタイムに分かることコレに尽きると思います。
ダークサイドな面ではチューニング要素が多いが故に稀に暴走してしまい、預かった予算を大幅に超えてしまうとかありますが。。。笑
それも含めて運用するからこそのダイナミズムでもあります。 さながらトレーダーの様に、日々変わりゆく市場・競合の動きと自社の動きを掛け合わせながら、顧客の広告パフォーマンスを最大化するロジックを考え続ける緊張感と成果が出た瞬間の自己効力感こそ、運用型広告を武器にデジタルマーケティングを推進する魅力と言えるでしょう。(運用型広告を“トレーディングデスク”と呼ぶ企業もあるぐらいです)